16周年

Lákuraが、16周年を迎えました。

少し前に、お会いしたかった女性が帯広から訪ねて来てくださったり、会社勤めしていた時の仲間が訪ねてきてくれたり、小学生の時から遊びに来てくれている子が少し大人になって遊びに来てくれたり、子供達の幼馴染家族が来て娘の誕生日をお祝いしてくれたり、仲間が遊びに来てくれたり、お世話になっている方と一緒に飲んだり、なんて幸せな仕事なのかなぁとつくづく思います。

会社員だった頃、仕事が楽しくて楽しくて、社会人て最高!!と思っていました。
毎日、大好きな服に囲まれ、店のスタッフや、仲良しの隣店さんが沢山いて、そして、お客さんとの出会いがとにかく楽しくて。
今でも、アルバイト時代から仲良しだった(…というと失礼かしら)社長と、たまに文通を楽しみながら、素敵な刺激を受けています。

会社勤めだった頃からのお客様も今でも繋がっていられることも私にとって大きな宝です。
来年でその方々ともお付き合いが、30年!!嬉しい限りです。
昨日も根室から、嬉しいお客様がご来店。
それこそ来年で30年です。
お互い同じ年の娘がいて、娘同士が2人で出かけたりするようになり、なんだかほっこりします。

そうやって、時は経ち、新たな出会いがたくさん増えて、28歳で、独立しフリーになって私も来年で20年。

17.8歳で描いていた店の夢が叶い、ひょんなことからピアニストとしてのお仕事もいただけるようになり、振り返ってみると、大きな夢であふれていたなと思います。そして今もそう変わらないように思います。
さて、もう少しで47歳になる私の夢はなんだろう。この店をオープンした9月は、日常に流されることなく、真剣に自然と自分と向き合うことができるから不思議です。
生き生き働いていた時のこと、たくさんのピンチがあったこと、過労で倒れてしまったこと、子供達の反抗期、私の反抗期(笑)なんだか滑稽なくらいカッコ悪い自分がいて、開き直りなのか、笑い飛ばせたような気がします。


先日、トムソーヤと、ハックルベリーフィンの冒険の映画を見ました。
彼らのワクワクは、私の息子たちに共通するものが多く、宝だ!海賊だ!秘密基地だ!なんだか、他人事には思えず、好奇心の原点に返ったように面白くなってしまい、学校の裏山で、一人で探検しに行ったことを思い出しました。

一杯のコーヒーに描いた夢や、一曲のピアノに込めた思い、インテリア、建築、秘密基地(笑)それが多分この蔵との出会いによって叶い、そこから世界が広がり今に至ります。
さらなる自分の夢は何か。さらなるワクワクは何か。そんなことを追い求めて、また更なる夢を描こうと思っています。

9月21日、22日の19:00から16周年パーリがあります。21:00からはミニライブもあります。(ご予約はお早めに!!22日がまだ余裕あります!!)

たくさんの感謝を込めて。


Lákura

1919年。札幌市すすきのの片隅で「質屋」として建てられた。2010年初夏。 煉瓦のグラデーションが美しいこの蔵は、Lákura分室としてオープンし、104年経った。(2003年新札幌でLákuraはオープンし、今年20周年を迎えた。)蔵ノ中デ宝サガシ。 服と食と音楽と♪ ビーフシチュー。今日も、笑い声とともに。 長屋的selectshop Lákura 。あなたの暮らしに寄り添えますように。