グノーのアヴェマリア

高校二年生の時に受験で必要と知って声楽を習い始めました。
その時に。小樽在住の小学生の男の子がレッスンにきていました。
それはそれは、美しいボーイソプラノで。
CDを出して話題になっていた男の子でした。
彼が歌ったこのアヴェマリアは、青空のように美しくって。
ヨーロッパは、石造りの建物が多くて、どこも音響が良いように思います。
そう言った美しい音を聞く環境で育つわけですから、そもそも音を聴く耳が違う→求める音が違う。
響かせることに無頓着でピアノを弾いてきましたが、この日は、ホール自体の箱を意識してどこに響かせたいかを自分ではっきりさせていたように思います。
さて。グノーのアヴェマリアは、どうしてもハープのように響かせたいわけです。
少しは表現できているかなぁ。

そんなことを思いつつ、遠い昔の美声の少年を思い出しました。
友くん元気にしてるかなぁ。

Lákura

1919年。札幌市すすきのの片隅で「質屋」として建てられた。2010年初夏。 煉瓦のグラデーションが美しいこの蔵は、Lákura分室としてオープンし、104年経った。(2003年新札幌でLákuraはオープンし、今年20周年を迎えた。)蔵ノ中デ宝サガシ。 服と食と音楽と♪ ビーフシチュー。今日も、笑い声とともに。 長屋的selectshop Lákura 。あなたの暮らしに寄り添えますように。