忍路へ

先日、器の仕入れと、30年近く仲良くしてもらっているエグヴィヴのご夫婦に会いに出かけた。

小樽から15分ほどでこの景色に出会える
不悉洞の食器を扱わせていただいて何年経つのかなぁ。15年ぐらいだろうか。
丈夫で力強くてあたたかくて。
ゴテゴテしてなくて潔くてそれでいてどこかユニークで。
高田さんのお人柄だろうか。
我が家もLákuraも、殆ど高田さんのもので成り立っている。
お取り扱いをさせてもらう前から使っていたので、高田さんとの器のご縁は多分20年以上経つと思う。
高田さんの工房から海が見える。
いい窓。
ここからの景色高田さんはどんなことを考えてイメージして作ってるのかなぁ。

そして恒例の高田さんのお庭を探索。
山葡萄をいただく。
ミネラル豊富で少しだけしょっぱい。
ぶどう酒のような味わい。
たくましく育つここの緑たちの集まりは、私の理想のお庭だ。

段ボールに四つ。
仕入れた食器たちはLákuraへ。
そして、皆様の食卓へ。
繋がる繋がる物と人の出会い。
それは、自分でセレクトして自分で売ることができる環境にいられるからの醍醐味。

売り手側とバイヤー、商品企画のズレはここでは起きない。
好きなものを入れて好きなものを売る。
そしてそれを手に取った人達のワクワクを私も感じ、口角上がる1日を過ごす。
つくづくいい仕事。
感謝しかない。

紅葉の秋。
素敵な旅だった。

エグヴィヴのお話は次回。
カフェをやって10年目にして初の企画?!
発表!!



Lákura

1919年。札幌市すすきのの片隅で「質屋」として建てられた。2010年初夏。 煉瓦のグラデーションが美しいこの蔵は、Lákura分室としてオープンし、104年経った。(2003年新札幌でLákuraはオープンし、今年20周年を迎えた。)蔵ノ中デ宝サガシ。 服と食と音楽と♪ ビーフシチュー。今日も、笑い声とともに。 長屋的selectshop Lákura 。あなたの暮らしに寄り添えますように。