リネンのニット

昨年、紺色の綿のニットを、感謝して処分しました。着すぎて、リペアが不可能なほどにバラバラになってしまったので。
考えたらでも15年越えるほどのお付き合い。
とても気に入って沢山着ていたので、お別れするとやはり代わりのものが欲しいなぁと店内見渡すと目の合う子が!!

ARMENの、ポーランド製の麻のニット。
シンプルで美しいライン。
衣料用の繊維としては、ラミーとリネンがあるけれど、これは、リネンかな。(マメマメ知識!!麻と表示されている衣類は、ラミーかリネン。ヘンプは含まれないのです。)
麻は、バクテリアとかの発生率も低いと言われていて通気性がいいので、衛生的!!
ニットでもなんでも、洗濯魔なので、中性洗剤で手洗いしまくりますが、ありがたいことに、水に濡れると麻は強度が増すので、大雑把な私でも安心して取り扱い出来ます。
この子はきっとリネンだから、洗えば洗うほど、いい感じでクタクタして馴染んで来るんだろうなぁ…と思います。いつの日からか、10年先を見て服を選ぶようになりました。

デザイン、繊維の良さを、その未来を知れば知るほど、愛しいなぁと思ってしまいます。


Lákura

1919年。札幌市すすきのの片隅で「質屋」として建てられた。2010年初夏。 煉瓦のグラデーションが美しいこの蔵は、Lákura分室としてオープンし、104年経った。(2003年新札幌でLákuraはオープンし、今年20周年を迎えた。)蔵ノ中デ宝サガシ。 服と食と音楽と♪ ビーフシチュー。今日も、笑い声とともに。 長屋的selectshop Lákura 。あなたの暮らしに寄り添えますように。