ラックラク

ジャージのように伸びて楽なのに、きちんとして見える服があり、あまりにもそう思ったものだから、「ラックラクなんです!」と言ったところ、お客様に大笑いされたことがありました。まだ20代の頃の話です。
その服に対して、もっと適切な表現があったのかもしれないけれど、そのお客様は、「伝わるわーその良さ!ラックラク頂くわ」と、ユーモアたっぷりに答えてくださいました。 
相変わらずのボキャブラリーのなさに、がっかりしてしまう時もありますが、常に正直でいたいなと思います。肩こりのひどい人に、ボリュームのあるストールを勧めることもないしお世辞も苦手です。
 
ストレスを感じない服は本当に楽なのです。
背伸びしたり無理したりしないその感じが良く、服の方から着る人に歩み寄って着てその人のオーラの一部になります。    

いつもそんな、ラックラクのセレクトをしたいなと心がけています。
ARMENキルトの、シリーズはまさにその代表格。お洗濯もできるので、その辺もラックラクです。ランニングコストも大切です。

Lákura

1919年。札幌市すすきのの片隅で「質屋」として建てられた。2010年初夏。 煉瓦のグラデーションが美しいこの蔵は、Lákura分室としてオープンし、104年経った。(2003年新札幌でLákuraはオープンし、今年20周年を迎えた。)蔵ノ中デ宝サガシ。 服と食と音楽と♪ ビーフシチュー。今日も、笑い声とともに。 長屋的selectshop Lákura 。あなたの暮らしに寄り添えますように。