野菜

数年前に亡くなられた佐藤初女さんが、おっしゃってました。「野菜は茹でているとキラッと輝く瞬間があって、それを見逃さなければ美味しくなります」と。
何分茹でるとか、串を刺すとかそういうことではなく、その野菜をよく見るということが大切なんだなと、そしてそのお話は、子育てにまで発展していき、どきっとしたことを覚えています。
今日のカブは、丁寧に丁寧に取り扱いさっと茹でて、岩塩をパラパラ。そして、葉は、さっと茹でて肉味噌に。残りの葉は、刻んで干しました。
それを食べた子供達の笑顔も光ります。
感謝の食卓。

Lákura

1919年。札幌市すすきのの片隅で「質屋」として建てられた。2010年初夏。 煉瓦のグラデーションが美しいこの蔵は、Lákura分室としてオープンし、104年経った。(2003年新札幌でLákuraはオープンし、今年20周年を迎えた。)蔵ノ中デ宝サガシ。 服と食と音楽と♪ ビーフシチュー。今日も、笑い声とともに。 長屋的selectshop Lákura 。あなたの暮らしに寄り添えますように。