99歳
1919年。札幌市すすきのの片隅で「質屋」として、建てられた。偉そうに言うようなことではないが、この時、何が起きたのだろうと空を見ても、ベルサイユ条約ぐらいしか思い起こせない。残念なことに、歴史がかなり苦手である。 しかし、この凛とした褐色の美しいグラデーションの煉瓦でできた蔵について知りたいと思えば話は別である。 有島武郎の「或る女」や、Nat King coleが誕生したということも、自ら快く知りにいき、カルピス販売開始という話には、「ほぉ」と、感嘆の声を上げたのだった。 2010年初夏。 この蔵は、lakura分室としてオープンする。 10代の頃から思い描き続けたものは、現実のものとなって現れた。 服と食と音楽と♪ 今日も、笑い声とともに。 長屋的selectshop lakura。あなたの暮らしに寄り添えますように。
急に消えたホームページのトップ画面にあった文章。まさかのための保険にとってありましたが、容赦なくその「まさか」が起きてしまうから困ってしまいます。
来年は100歳のお祝いは、ナットキングコールを聴きながらカルピスで乾杯です。
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