試作品

完全予約制カフェ営業ができなくなって一ヶ月が過ぎました。
工事が一向に前へ進まずさてどうするかなというところです。
ご予約のお電話やメールを頂いたのにお断りしてしまった皆様にはご迷惑をおかけしております。送迎会シーズンの大打撃です。
が、こんな時こそ、心を鎮めタネを撒く時だと思っています。古い建物と一緒に過ごすことはかなり覚悟がいります。
といっても、好きでやっている事ですから、楽しむことを考えてみます。
昆布を食べて愛情たっぷりで育った黒毛和牛「こぶ黒」をレアな状態で出汁と醤油と絡めてパスタに。菜の花と海苔と、雲丹をドサッと乗せて食してみました。
こぶ黒じゃないときっと雲丹とマッチすることはないように思います。(マリアージュとか言ってみたいけど、ガラじゃなくて照れるので、ちょっと、おじーちゃん風にマッチと言ってみました(笑))お互いが自立しつつ、尊重していて、まるで人間関係と同じで、こういった場合、新たな何かが生まれるような気がします。
そんなわけで、まぁー落ち込んだり急かしたり怒ったりしてもいいのですが、あまりそういうことは好きじゃないので、あえて、あたえられし貴重な時間だと思って試作品を楽しんでいたりする日々です。
二階のセレクトショップは、週末オープンしていますので、スケジュールご確認の上遊びにいらしてくださいね。
食器が避難していたりするので、あちこちごちゃごちゃしていますが、この機会に、あちこちをスッキリさせたいなぁと思います。
3月。春に向けて様々な準備。学生の時のよう!!

Lákura

1919年。札幌市すすきのの片隅で「質屋」として建てられた。2010年初夏。 煉瓦のグラデーションが美しいこの蔵は、Lákura分室としてオープンし、104年経った。(2003年新札幌でLákuraはオープンし、今年20周年を迎えた。)蔵ノ中デ宝サガシ。 服と食と音楽と♪ ビーフシチュー。今日も、笑い声とともに。 長屋的selectshop Lákura 。あなたの暮らしに寄り添えますように。