二つから一つ

うちの店には、蔵に一つテーブルがある。
庭の見えるコックピット(調理場(笑))側には、2つのテーブルがある。
 
色んな人達が交わり大皿料理をシェアする事の多いlakuraには、同じ空間に2つもテーブルはいらないとずっと思っていた。

水道管破裂によりちょっと大変だった一ヶ月半。殆ど営業することもできなかったので、この際普段できない大掃除も含めて色々見直そうと思ったところに、日頃とってもお世話になっているご夫妻のお店からやってきたこの子。
2つから1つへ。テーブルだけでなく、心もそんな感じに、面白くて心温まる空間へまた変わってくれるんじゃないかなぁとわくわくしている。白いテーブルに高田さんの器はとても合うだろうと思うし、ここに色んな人の笑顔が並ぶことを想像すると楽しい気持ちになる。工事始は、22日。23日の「こぶ黒パーリー」には、なんとか間に合いそうだ。春へ向かって楽しみが1つ増えた。

Lákura

1919年。札幌市すすきのの片隅で「質屋」として建てられた。2010年初夏。 煉瓦のグラデーションが美しいこの蔵は、Lákura分室としてオープンし、104年経った。(2003年新札幌でLákuraはオープンし、今年20周年を迎えた。)蔵ノ中デ宝サガシ。 服と食と音楽と♪ ビーフシチュー。今日も、笑い声とともに。 長屋的selectshop Lákura 。あなたの暮らしに寄り添えますように。