ニットと大人の事情

高校生の頃、オリーブ少女派andトラッド大好き少女の冬定番は、ざっくりニットと、赤がポイントのタータンチェックのミニスカートだった。
シェットランドウールで丁寧に編まれたJohn molloyのカーディガンは、あたたかくて懐かしくて大好き。
35800円(39380円)
おばあちゃんになるまで一緒に。
お出かけの時に、部屋着の上に。
きっときっとずっと手放さない。

札幌はついに少し遅れて雪が降り、キュッと冷え込んだ。最近、お?これはもしかして更年期というものなのだろうか?と、温度調整ができない自分の体に気づいた。
昨夜は、自宅に戻ると、まだストーブもつけていないのに、首に汗が流れる。
結局、ストーブをつけないままノースリーブの部屋着のワンピースで過ごした。
そして眠る時は、その体が急に冷えて、足が冷たくなった。
靴下を履いて眠るのは窮屈だなぁ。でも冷たいし。ふとこの写真を見てターシャテューダー のようだった曽祖母が編んでくれた毛糸のカバー的なものを引っ張りだし履くことにした。
それはそれはあたたかくて、あっという間に身体が温まって眠ることができた。
が、目覚めた時には脱いでいたけれど(笑)
おばぁちゃんありがとう。

体温の調整ができなくなってるくらいは、今のところなんてこともなく、そもそも寒がり屋さんや暑がり屋さんがいるように人それぞれだし。汗を全然かくことなく過ごしてきたので、汗がでるなんて新鮮!!など思いながら、年を重ねることに愛しさを感じながら、いろんなプラスの事を自分に探り入れている。お化粧は、2017年にぱたりとやめてしまった。だから顔に仮に大量に汗をかいても、何も困らない。拭くだけだ。
これから寒くなるので、汗をかいた後、身体が冷え切った時にこんな安心のカーディガンがあるといいのだと思う。
単純に寒い時の相棒。
私の場合は曽祖母の手作り付き。
このカーディガンは、抜群にいい仕事をしてくれて、手放したくない子なのだ。



本日9日と10日は、13:00-19:00セレクトショップオープンです。是非!!ぬくもりを探しにいらしてくださいね!!

Lákura

1919年。札幌市すすきのの片隅で「質屋」として建てられた。2010年初夏。 煉瓦のグラデーションが美しいこの蔵は、Lákura分室としてオープンし、104年経った。(2003年新札幌でLákuraはオープンし、今年20周年を迎えた。)蔵ノ中デ宝サガシ。 服と食と音楽と♪ ビーフシチュー。今日も、笑い声とともに。 長屋的selectshop Lákura 。あなたの暮らしに寄り添えますように。