自問自答


古いもので95年のFIGARO。
学生の頃本屋さんに注文して毎月買っていた。
フランスが大好きで大好きで仕方なかった憧れとその想いがギュッと詰まっている何度も読んだ雑誌。
インターネットで世界が覗くことができなかったからこそ、胸躍らせたパリ。大掃除しながら、これを読んでいた時描いていた自分になっているのかと問う。

Lakura図書は、そんな夢のかたまり。
崩れゆく壁の粉を取り払いながら丁寧に掃除をする。
大好きな建物があって、ピアノと本があって、当時は紅茶屋さんになりたかったのだけど、来年はアパレル業界に身を置いて30年。
うわっ!こんなに経ってる!!
10年先の自分はどんなふうになりたいのかな?そんなことを考えながら、本が整った。
明日は、今日の残りを掃除する。
明日はどんな自問自答をするのだろうか。
楽しみだけど反省しまくるんだろうな…
でも、前を向いていこう!!

Lákura

1919年。札幌市すすきのの片隅で「質屋」として建てられた。2010年初夏。 煉瓦のグラデーションが美しいこの蔵は、Lákura分室としてオープンし、104年経った。(2003年新札幌でLákuraはオープンし、今年20周年を迎えた。)蔵ノ中デ宝サガシ。 服と食と音楽と♪ ビーフシチュー。今日も、笑い声とともに。 長屋的selectshop Lákura 。あなたの暮らしに寄り添えますように。